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本校生徒の研究が愛媛県知事賞に選ばれました!

2023年11月6日 15時00分

 第61回愛媛県児童生徒理科研究作品展において、本校2年生Oさんが応募した研究「メダカの視線の向きと泳ぎ方」が、なんと愛媛県知事賞に選ばれました!

 この賞は、県内の小中高校生から応募のあった約1万5千点の作品の頂点にあたる賞で、すごい快挙です。先週の木曜日、愛媛県生涯学習センターで表彰式が行われ、愛媛県の教育長さんからじきじきに賞を受け取りました。Oさん、やりましたね!おめでとう!

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Oさん「特別賞 受賞の言葉」より

 私は、小学校2年生の時、教頭先生からメダカをいただきました。そのメダカを家の丸水槽に入れて観察していると、流れに逆らって一生懸命泳ぐ様子が見られたので、自由研究にまとめました。今、思い返すと、観察した時、丸水槽の周囲には、私が描いたカラーのイラストを内側に向かって貼っていました。もしそれが泳ぎに影響しているとしたら、メダカはイラストの何色の部分を、どのような角度で見て基準にしていたのか疑問が生じ、もう一度メダカの研究に取り組みました。

 今回の研究では、メダカは黒っぽい色が見えやすいことがまず分かりました。それなら、黒っぽい基準を一点だけメダカに見せれば、視線の向きが分かるはずです。観察するとメダカは、基準の真横ではなく、少し下流の位置を泳ぎ続けました。つまりメダカは、横目でなく、少し斜め前方に基準点を固定して見ていることになります。結論づけていいのか、とも思いました。でも、エクセルに測定結果をこつこつと入力し、自分なりに結果をまとめたグラフを見ていると勇気と自信がわいてきました。この発見を評価していただいてとてもうれしいです。今回の実験をもとに、来年は流れの速さと視線の向きについて、よりくわしく、より正確に実験してみたいです。